2013年12月21日土曜日

$64 question vs $64,000 question

 1940年代に人気があったアメリカの Take It or Leave It (後に番組名をThe $64 Question と改名)というラジオのクイズ番組で出される難しい問題の賞金の最高額が$64だったことから、「難しい問題」という意味で使われるのですが、1955年からThe $64,000 Question というテレビ版の番組が始まった。それもあって、「難しい問題」を $64,000 Question と呼ぶ事もあります。
 テレビドラマでこの表現を見てみると、登場人物が年配の場合$64 questionを使って、若い人の場合は $64,000 question を使っているようです。

(1) A: Well, that's the $64 question, isn't it?
      -- Royal Pains, S2E15

(2) Columbo: How would he know... that Cathleen preferred the front seat?And here's the $64 
                       question: Why did Cathleen Calvert prefer the front seat?
      -- Columbo, S10E11

(1) は主人公のハンクの弟が、ガールフレンドの家に行った時の彼女のお父さんの発言です。また (2) は老練の警部コロンボの発言です。それに対して、(3) と(4) の話者は比較的若い登場人物です。

(3) A: It's possible, but how would they know to come to me?
      B: Well, that is the $64,000 question how they ever know to come to you.
      -- Ghost Whisperer, S1E21

(4) Toby: I trust Charlie.
      B: Whether or not you trust Charlie isn't the $64,000 question.
   -- The Listener, S1E8

2013年12月15日日曜日

No cutting.

人が並んでいる列に横から入り込んで来る場合に「割り込みをするな」(関西では「横入りをするな」)と日本語では言いますが、英語では No cutting. という表現を使います。

A: Sketchy, this line is for gas.
B: I know. Sky said if I score him a cup of gallons of premium, he'd give me a pair of bike tires. Hey, no cutting!
-- Dark Angel, S1E16

A: Hey there. Hey. Hey! No cutting.
B: I'm joining my friend.

-- Royal Pains, S2E5

2013年11月30日土曜日

You don't say.

口語では本当に簡単な表現が意外な意味で使われていたりする事がありますが、この You don't say. という表現もそのうちの一つだと思います。直訳すると「あなたは言わない」となりますが、You don't say? と疑問符がつく事もある事から分かるように、「あなたは言わないでしょう?」→「そんなことあなたは本気で言っているのではないでしょうね?」→「うそでしょう?」・「冗談でしょう?」という意味で使われます。疑問符がつかない時には、感嘆の意味が加わり「すごいですね!」という意味にもなります。例をあげます。今回から分かりやすいように日本語の訳もつけることにします。

(1) 
A: Now my algorithm says the epicenter will be inland, most likely here-- Silver Terrace.
B: Silver Terrace? You don't say.
-- Eli Stone, S1E12
A: 私の計算では、震源地はたぶん内陸部、ここシルバー・テラスだ。
B: シルバー・テラスだって。うそだろう。

次の例は、You don't say? に対する答えの面白い表現です。don't say という表現を文字通り受けて、それに対する肯定を強調し do say と使っています。これは、お酒などをつぐ時に使う Say when? (いい所で止めて下さい) の対する When. (それぐらいでいいです)という答え方と共通するものです。

(2) 
Devon: I'm looking for my wife, Morgan. She didn't come home last night.
Morgan: You don't say? 
Devon: I do say. 
-- Chuck, S3E18
デボン:モーガン、エリーを捜しているんだ。昨日の晩から帰ってない。
モーガン:冗談だろ?
デボン:本当だよ。


もう一つ、「すごいですね」という意味で使われている例をあげておきましょう。

(3)
Mr. Stanford:  I had my Ph.D. In chemistry before I was 21. But that's before my M.B.A. And lawyer.
Columbo: You don't say.
-- Columbo, S1E6
スタンフォード:化学の博士号を21歳までに取りましたよ。でもそれは、MBAと弁護士資格を取る前なんですがね
コロンボ:すごいですね。

2013年11月23日土曜日

2013年9月23日月曜日

留守番電話


「留守番電話」answering machine と和英辞典には記載されていますが、これは固定電話の留守番電話のことで、携帯電話の場合voice mail が使われます。また、「携帯に電話をかけたけど、留守番電話だった」という時に使われる go straight [right] to voice mail という表現があります。例を見てみましょう。

(1) I tried her cell phone, but it went straight to voice mail. -- Castle, S1E2

(2) He's not in his office. We keep calling, but it's going straight to voice mail
     -- Lie to Me, S2E5

(3) Her cellphone goes right to voice mail. -- Veronica Mars, S2E15

この (3) のように straight の代わりに right が使われることもあります。

2013年9月21日土曜日

Nana


相手のことを Nana. と呼んでいる時、「ナナ」という名前の人を呼んでいる場合もあるのですが、ほとんどの場合「おばあちゃん」と呼びかけています。nana を『ウイズダム英和辞典』で調べると、= nanny [2]とあり、nanny [2] には、((英・小児・くだけて))おばあちゃん」と書いてあるのですが、次の例のように、アメリカでも使われています。次の例は『探偵モンク』の一場面で、少女が家に帰ってくると、おばあさんが男達に誘拐されるところで、「おばあちゃん!」と呼びかけています。

Girl: Hey! Hey, what are you doing?
Man 1: Careful.
Girl: Nana!
Man 2: Be careful.!
Girl: Nana? Nana.! Nana.! What are you doing? Hey, stop! Nana! What... Help! Somebody!
-- Monk, S2E13

おばあさんの盗まれた絵が戻って来た時に、孫がおばあさんに「おばあちゃんのだよ」と言っていますが、この孫は30歳ほどで、Nana という語を使っています。つまり、((小児))だけに限らないことが分かるのです。

Don: The Hungarian police just delivered it to us.
Man: It's yours, Nana.
-- Numb3rs, S3E3

上の二つは呼びかけ語として使われている例ですが、次のように呼びかけでない時にも使われます。

Aaron always talks about his nana.
-- Gossip Girl, S2E11

2013年9月19日木曜日

ホテルの星の数


欧米ではレストランとホテルのランク付けが星で示されている。レストランは星の数で3ランクに、ホテルは星の数で5ランクに分類されています。このランク付けの基準は、一般的に、第3者格付け機関によって、1. クォリティ、2.サービス、3.ファシリティ(レストラン、プール、ジム、ビジネスセンター)などを総合的に評価して格付けされていると言われていますが、設備を中心に具体的かつ簡単に説明しているのを、イギリスのテレビドラマのナレーションの部分で見つけました。

You need to know what you're getting for your money, which is why every hotel is graded by stars.
One star, you get a bed and a toilet.
Two stars, you get the bed, you get the toilet and you get the bath.
Three stars, you get the bed, the toilet, the bath, the telly and room service.
Four stars, you get the bed, the toilet, the bath, the telly, room service, laundry collection and the gym.
Five stars, you get it all and more.
-- Hotel Babylon, S1E8