相手のことを Nana. と呼んでいる時、「ナナ」という名前の人を呼んでいる場合もあるのですが、ほとんどの場合「おばあちゃん」と呼びかけています。nana を『ウイズダム英和辞典』で調べると、= nanny [2]とあり、nanny [2] には、「((英・小児・くだけて))おばあちゃん」と書いてあるのですが、次の例のように、アメリカでも使われています。次の例は『探偵モンク』の一場面で、少女が家に帰ってくると、おばあさんが男達に誘拐されるところで、「おばあちゃん!」と呼びかけています。
Girl: Hey! Hey, what are you doing?
Man 1: Careful.
Girl: Nana!
Man 2: Be careful.!
Girl: Nana?
Nana.! Nana.! What are you doing? Hey,
stop! Nana! What... Help! Somebody!
-- Monk,
S2E13
おばあさんの盗まれた絵が戻って来た時に、孫がおばあさんに「おばあちゃんのだよ」と言っていますが、この孫は30歳ほどで、Nana という語を使っています。つまり、((小児))だけに限らないことが分かるのです。
Don: The Hungarian police just delivered it to
us.
Man: It's yours, Nana.
-- Numb3rs, S3E3
上の二つは呼びかけ語として使われている例ですが、次のように呼びかけでない時にも使われます。
Aaron always talks about his nana.
-- Gossip Girl, S2E11
息子たちは母方の祖母のことを Nana と呼んでいます。ちなみに祖父のことを Papa と呼んでいます。
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